ステンレス・スチール・アルミニウム精密板金製缶加工製品製造の大日本興業株式会社

CAMのフリーソフトを紹介します。
2009 年 6 月 30 日


NCVC

NCVC

レーザー加工機NC操作盤

レーザー加工機NC操作盤

今回はフリーのCAMソフトをご紹介します。CAMソフトとはNC工作機械を動かすために必要な「NCプログラム」を作るソフトの事をいいます。当社の設備でいうNC工作機械とはレーザー加工機やタレットパンチプレスです。製造業では他にもマシニングセンター、ターニングセンター、ワイヤーカット、など様々なNC工作機械があり、それらはNC工作機械独自のプログラム言語によって制御され動いています。この「NCプログラム」を作るために昔は手計算で座標を割りだし、機械のNC操作盤から直接プログラムを手入力していました。パソコンの普及と高性能化により、今ではソフトを使って行うのが一般的です。

今回、ご紹介するソフトは「NCVC」と言います。「NCVC」は2次元のNCプログラムを作るためのソフトですが、まず最初にCAD(JW_CADや 鍋CADなど)で図形を描きます。板金屋では展開図と言われるものです。そのCADデータを「NCVC」に読み込み、NCプログラム生成のための各設定を行うことで自動的にプログラムが作成されます。作業の流れとしては簡単なのですが、いくつかのポイントが有ります。例えばCADで図形を描く時にレイヤの使い分けを正しく行う事が必要になります。CADでいうレイヤとは透明なセロハンを何枚も重ねたものを一枚の図面と考える事に例えられます。つまり一枚目のレイヤに図形を描き、二枚目のレイヤには寸法線を入れ、三枚目のレイヤには補助線のみを描くとします。透明なセロハンのような物なので重なっていても上から見れば一枚の図面に見えます。ここで一枚目のレイヤに描かれている図形を変更のために書き直す事とします。すると二枚目、三枚目に描かれている寸法線や補助線が邪魔になります。そこで二枚目、三枚目のレイヤを一時的に抜いてしまえば一枚目の図形のみが表示されるようになり編集がしやすくなります。図形の変更が終わった後に二枚目、三枚目のレイヤをもとに戻してあげれば変更した図形に寸法線、補助線も入った一枚の新しい図面となるわけです。このようにCADにおいてレイヤ操作を利用する事で様々なメリットが出てきます。「NCVC」ではこのレイヤ分けされたCADデータによってプログラムの生成がコントロールされるようになっています。また「NCVC」は加工シュミレーションソフトとしても使えますし、CAM機能の他にも工作機械との通信機能やNCプログラムのDXF出力機能なども搭載していますのでユーザーの使い方しだいで実務に役立つソフトになるのではないかと思います。「NCVC」の詳しい操作方法や設定事項に関しては下記URLにアクセスして頂ければソフトのダウンロードや操作方法についてご覧いただけると思います。

NCVCのホームページ