ステンレス・スチール・アルミニウム精密板金製缶加工製品製造の大日本興業株式会社

レーザー加工機によるアクリル材の切断加工に挑戦!
2009 年 5 月 22 日


アクリル樹脂の部品

アクリル樹脂の部品

レーザー加工機によるアクリル材の切断加工に挑戦してみました。
アクリルは光線透過率が93%で透明度が高く圧力耐性にも優れ、水族館の水槽などに使用されています。
太平洋戦争中には戦闘機のコックピットにも使われたそうです。
表面硬度はアルミニウムとほぼ同じで、加工性も良く切断、曲げ、穴加工なども行うことが出来ます。
今回、用意したアクリル材は板厚が5mmでホームセンターなどで一般的に売られているものを使いました。
写真では分かりづらいと思いますが、レーザーが抜けた側の面(裏側)には反射したレーザー光により溶けてしまった部分があり汚れの付着も見られました。
寸法精度も±0.5mmの誤差が生じてしまい、お世辞にも良い結果とは言えません。
レーザー加工機によるアクリル材の加工自体は、めずらしい事ではなくシールやステッカーなどの製造に使う抜き型や、看板などの切り文字にもレーザーが使われています。
そのほとんどが出力1000w以下で、板厚にもよると思いますが素材の性質上それ以上のパワーは必要が無いのでしょう。
当社所有のアマダ社製レーザー加工機は定格出力3000w。
鋼材では最大で19mmの板厚を切断可能となります。
この辺の出力調整が、うまく行かなかった事が失敗の原因のひとつであると考えています。
樹脂素材の加工は専門外なのですが、レーザー加工の分野を広げるためにチャレンジは続けて行きたいと思っています。
大日本興業では本業の板金、製缶加工の技術はもちろんの事、新しい技術の開発にも力を入れています。
例えば、食の安全と自給率の向上で注目されている「植物工場」。
このシステムに使用される事を前提とした、栽培機専用フレームの開発が挙げられます。