製缶加工の技術についてご紹介いたします。

製缶加工の技術についてご紹介いたします。

植物工場向け栽培機フレーム

植物工場向け栽培機フレーム

LEDによる養液栽培

LEDによる養液栽培

製缶加工の技術についてご紹介いたします。そもそも「製缶」とはどのような物を造ることを言うのでしょうか?この定義は広範囲におよびます。各タンク類、ドラム缶や一斗缶のような筒状、あるいは角型形状の容器を造る事。さらにはアングル、チャンネル、角パイプなど既存の鋼材を使用して半導体製造装置などの産業機器フレームや、架台、手摺、階段、梯子のような付帯設備の製作までと様々です。また、既存の鋼材だけでなく一枚の平板からレーザー、タレットパンチプレスなどで切断加工したものをベンダーで曲げ各パーツを作ります。これらをおもに溶接で組み付けていくという作業になります。当社では産業機器フレーム、付帯設備の制作を得意としておりますが、今回一例として写真でご紹介しているのは植物工場での使用に目的を絞った栽培機用フレームです。このような製缶構造のフレームを製作する際にもっとも重要な工程となるのが「溶接」です。溶接その物の技術はもちろんですが、それによって生じるフレームの歪みやたわみまでも考慮した高度な加工技術が必要となります。これには経験による熟練の技が必要で、それが無ければ図面通りの製品を作ることは出来ません。当社では経験を積んだ確かな技術者が担当いたしております。この栽培機用フレームは一見シンプルな構造をしていますが、下から二段目にLEDや蛍光灯など人工光源のユニットを取付ける仕組みになっており、この部分が上下に動くようになっています。これにより栽培品種による高さの微調整などが容易に行えるようになっています。単に上下に動かすと言ってもこのようなフレーム構造の場合、スムーズに動かすということ・・・つまり、常にバランス(平行度)を保ちながら、なめらかに動作させるというのは容易ではありません。この部分には自社設計による特殊な構造をもたせる事に成功しました。事業プランとして「植物工場」をお考えのお客様!お気軽にご相談くださいますようお願いいたします。